未来の自分に向けて、お手紙を。
皆様、TOMOSHIBI POST というサービスをご存知でしょうか?
今回通っている G’s Academy の先輩が作成されたサービスです。
1年後の自分に向けて、お手紙をかけるというもの。
私も実際に投函してみました。
このサービスが素敵だと感じるのは、自分が1年後にどうなっていたいか、どうなっていて欲しいかという理想像を考える機会になる、という点です。
今私が書いているブログも、後から振り返って「ああ、この頃の自分はこう考えていたのかぁ」と懐かしむことができますが、これはあくまでも定点観測であり、今現時点、そして過去の記録でしかありません。
その点、このサービスは自分がどうなっているかわからない未来を文章化することで輪郭を与えてくれるのです。
未来に向けて、動画を。
このサービスを聞いて思い出したのが、KeepTree社が提供しているサービスです。
https://japan.zdnet.com/article/35066635/
これもTOMOSHIBI POSTと同様に、未来に向けてメッセージを発信できるものです。
異なる点は、手紙ではなく、動画でのメッセージである、という点です。
ちなみに、社長はここから動画を確実に届けるためにサイバーセキュリティの必要性を感じたそうです。現在はセキュリティの会社を設立されています。
https://www.blueplanet-works.com/
米軍に人気の謎
ちなみに、KeepTreeのサービスは米軍兵士によく利用されるそうです。
その理由は、語弊を恐れずに言うならば遺言。
戦地に赴くと、安全に帰ってこれるという保証はありません。そのため、残してく家族に向け、メッセージを残すそうです。
自分がいる未来ではなく、自分がいなくなってしまった未来を想定しているのです。
ある日突然自分が死んでしまう。普通に生活している私ではなかなか意識して考えない観点なので、思わずハッとさせられました。
TOMOSHIBI POST, KeepTreeは用途は異なりますが、どちらも来るべき未来に向けたサービスです。
不確定要素の具現化。その点において、これらは未来をデザインするサービスと言うことができます。
メッセージ以外にもこのようなサービスがあるのか。もう少し調べて見ても面白そうです!