クラシック 記事一覧 音楽 音楽知識

音楽に"休符"はない!? - 音楽の"間"とは

更新日:


嘘つき?いやいや、そんなことありません。

このタイトルを読んで「えっ4分休符とかあるじゃん嘘つき!」と思われたかた。あなたは間違っていません。しかし、私は嘘はついていません
「なんのこっちゃわからん」と思われた人々、是非続きを読んでみてください。


休符は"休んでいい"わけじゃない!

歌や楽器等で演奏している時に、休符が出てきたらついつい"あ、休憩できる"と思ったりしてしまいませんか?
それは危険信号ですよ。音楽は演奏を始めたら最後まで気を抜くことは許されません。200m走の走者が途中で本気を出さなかったら興ざめしてしまうでしょ?音楽は常に適度な緊張感の下で奏でられるべきなのです。

例えばこの曲。ベートーヴェンのコリオラン序曲です。冒頭の部分をお聞きください。特に指揮者に注目してみてください。

冒頭の部分、音が出ている箇所と出ていない箇所が半々くらいですよね。では、彼らは休符の間休んでいるのでしょうか。そうは見えませんね。むしろ張り詰めた緊張感が場の空気を支配しています。

それが顕著にあらわれているのが、指揮者です。指揮者は休符の間動いていませんね。これは、休憩しているのではなく、緊張感の空気から動きたくても動けないのです。ものすごい重圧です。休符はただ単に音がないのではなく、曲の一環として音を入れないという選択をしているのに過ぎないということがおわかりいただけたでしょうか。


今回はクラシックを取り上げましたが、ポピュラーミュージックの休符の意味、ジャズの休符の意味、すべての音楽の休符には必ず意味が存在します。例えば、ももクロの"猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」"では1サビが終わった後全ての音が消えて静寂が訪れるのにも必ず理由があります(たまたま聴いていたので…)笑
そういった視点で音楽を捉え直してみると、新たな発見があるかもしれませんね!

「面白いじゃん」と思ったらぜひシェアをお願いします!

-クラシック, 記事一覧, 音楽, 音楽知識
-, , ,

Copyright© ちゃいら随筆 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.