ハリウッドとボリウッドへの第3の刺客
アメリカの映画は"ハリウッド"、インドの映画は"ボリウッド"として映画の製作本数において圧倒的な強さを誇る2国は有名ですね。しかし、現在アメリカやインドより映画の製作本数が多い国があるのです!
その国とは…
ナイジェリアです!
ナイジェリアってどこ?っていう人。ここです!(Wikipediaより転載)
アフリカ映画市場で最大規模を誇るというナイジェリア。そこでどういう映画が作られているのか、気になりませんか?ということで調べちゃいました!
年間制作本数2000本!!
ノリウッド映画の特徴は低予算かつ短期間であること。短いと1週間で制作されることもあるとか!制作本数の多さはここからきているみたいです。
鑑賞スタイルも我々が想像するように映画館で鑑賞するというスタイルではなく、ビデオで鑑賞することの方が主流のようです。
では、どんな映画があるのでしょう。いつくかピックアップしてみましょう!
恋するケータイINラゴス
ケータイを取り違えてしまったことから紡ぎだされるラブコメディー。アフリカ映画アカデミー賞で5部門を受賞したとのこと!詳しくはこちらのサイトへ!
The Day They Came
平和な日常に宇宙人が襲来するという映画、The Day They Came
なんとこちらの映画は制作費0円なんだとか!0円の割にはクオリティが高い…!!こちらのサイトに詳しいです。
様々なジャンルの映画が製作されているようです!
今後に期待?
ひとつお断りしておくと、僕が調べた限り、インド・アメリカとナイジェリアが同列されている統計はありません。したがって、別々の統計から製作総本数を取ってきているようです。上の説明にわかるように、ノリウッドは個人撮影映画に近いものがありますので、そこらへんも含めたらまた順位が変わってくるのかもしれません。
しかし、映画市場として2010年時点で8億ドル(約642億円)もある巨大市場です。今後ノリウッド映画が日本で観れる日が来るかもしれませんね!!
また、コートジボワールなど、他のアフリカの国では映画が衰退してしまったみたいです。何故ナイジェリアでは成功しているのか、考察してみてもまた面白いと思います。
ちなみに、日本も1950年代には映画生産本数1位だったみたいですよ!意外ですね!
(アイキャッチ画像:Wikipediaより)