記事一覧 随筆

【日記】小林賢太郎がコントや演劇のために作った美術展、感想

更新日:


表参道 スパイラルガーデンにて開催中

本日、小林賢太郎さんの作品展に行ってきました。
表参道駅を下車してB3出口すぐのところにあるスパイラルガーデンで開催されています。

kentaro

残念ながら館内は撮影禁止だったため、写真などはないのですが、折角なので作品を観てきた感想を書き留めておこうと思います。


Potsunen、KKPを鑑賞した人にはたまらない展示

展示にはまさに小林さんが劇で用いていたものが展示されていました。

例えば"SPOT"での一幕、「線上の手男」の背景

これ、本当に絵をつなぎあわせて1枚になってるんです。その絵を一度カメラで撮影し、その動画の上でパフォーマンスを行っているのですね。
深海に入るところで一旦真っ暗になるじゃないですか。そこでカメラが90度回転していたことに気が付きましたか?
全貌は一体どういう形をしているのでしょうか。それは是非会場で確かめてみてください。

他にも「ヤギさん郵便」で用いられているスーツも展示されていました。

小林さんが絵を書いて、その絵を元にオーダーメイドしてもらっているのだとか。ちなみに裏地は普段のスーツとは異なり、通気性をよくする素材が使われているらしいですよ。しっかり実用面まで考えられているんですね。

他にも郷土料理を妖怪にしてみたという展示や、パングラム(ひらがなを全て使ったアナグラム)など、面白い展示が盛りだくさんでした。これが無料で展示されているというのだからこんなお得なことはありません。是非一度行ってみることをおすすめします。

展示は10月5日までのようなのでおはやめに!!


感想

雑感として、自分が考えていること、表現したいことを具現化する技術を持っていることの強みみたいなものを感じました。まあそれが"アーティスト"たるゆえんですけど笑
小林さんの美大出身ということだけあって、やはり"絵"というところから発想がスタートしているような気がします。彼には舞台が大きなキャンパスに見えているのではないでしょうか。

しかし、彼のすごいところは、昔ラーメンズでインタビューを受けている際に、「コントを作る時に絵に頼るのはやめようと思った」と答えているところです。その理由は、絵の技術に眩まされて、"面白さ"がなくなってしまうようなことがあってはならないから、ということです。
だからラーメンズのコントは白と黒、箱などの単純化した記号が用いられているのかもしれません。

そのような彼の生真面目さ、ストイックさは今回の展示にも伺い知ることが出来ました。
展示物の中に小林さんのワークデスクが展示されていました。
その説明文にこのような文言が書かれていました(正確ではありませんが)。

僕の壁は自分のアイディアのメモやスケッチでいっぱいです。
自分の頭の中を書き留めておいて、頭の中に隙間を作る。そこでまた空想をふくらませる。
そうやって様々なアイディアを生み出しています。

真摯に面白いものを追求する、その姿勢が昔も今もブレないからこそ、常に新しいことに挑戦出来るのかもしれません。

ここまでとうとうと書いてきましたが、実は僕ラーメンズはじめ、Potsunenなどの公演をDVDでしか見たことがありません。笑
というのも、小林さんの存在を知ったのがつい最近だったものですから…

彼の得意分野である「絵」を開放した今、次回、彼がどのような形で自身を表現するのかはわかりませんが、是非生で観て、感じてみたいと思います。

「面白いじゃん」と思ったらぜひシェアをお願いします!

-記事一覧, 随筆
-, , ,

Copyright© ちゃいら随筆 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.