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SFC卒業を前にして

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大学入学時と現在

本日2015年3月23日、僕はSFCを卒業します。大きな希望と不安を胸に入学した時のことがついこの間だったように感じます。アイキャッチ画像は、SFCの入学式に、同じアパートの同級生と撮った写真です(無許可なのでぼかしてあります笑)。それから4年が経ち、一人一人が別々の道に進むことが未だに信じられません。

この4年間、本当に色々なことがありました。

そもそも僕はSFCに入学するつもりはありませんでした。だって、願書を提出する時にはじめてSFCの存在を知ったんですから。でもここしか合格しなかったので、まあ浪人する気力もないしってことで入学しました。

こんな言葉からもわかる通り、僕には大学に入って成し遂げたいことなんて、全くありませんでした。入学して一番最初に提出した学習計画書には、

「総合政策的アプローチを環境学的視点を交えつつ実践していきたい」

なんて書いています。単なる言葉遊びです。アホ丸出しです。もう少しまともな事を書いてほしいものです。僕。

大学に入って驚いたことは、自分が将来やりたいこと、及びそれに向けての実学実践を試みている人がとても多かったことですね。特にAO入試があったから、そういった人が多かったのかもしれません。1年生の春であるにも関わらず、既に研究会に所属している人、起業を試みる人、インターンシップに奔走する人の多いこと多いこと。彼らの行動に結果が伴っていたかどうかはまた別の問題ですが、自分自身の目標を漠然とでも掲げて、その目標に向かって現在の自分が出来る学びを全て行うという、知に貪欲な姿勢に圧倒されていた気がします。

今振り返ると、高校生までの僕は受動人間だったのでしょう。高校と大学の違いは「教わる」か「学ぶ」かである、というのはよく聞く話ですが、大学当初の僕はまさに「教わる」の延長上にしか大学を捉えられていませんでした。その結果として、最初の方は、貴重な時間を無駄にしてしまっていたように感じます。しかし、この違いに気づくことが出来たのが大学在学中であったことは不幸中の幸いでした。

少し話は逸れますが、僕は上記のいわゆる"意識高い系"の人達が怖いと感じていました。それはそうですよね。彼らには目標という芯がある一方で、自分にはなにもない、と感じていたのですから。でも、この考え方自体が間違っていたな、と反省しています。だって、やりたいこと、成し遂げたいことは十人十色です。一人一人違うのです。その中で、自分が全く知らない分野を専攻している相手に同じ土俵で敵うはずがないのは当たり前です。何も恐れることなんてないのです。それに大体は同じ年令なのですから。そう考えられるようになってから、漠然とした不安のようなものがひとつ消えたように思います。

全体として、もっと外に外に、アクティブに活動をすればよかったな、と思います。失敗が出来るのは学生のうち、なんて言葉がある通り、「学生である」という事実は一種の免罪符に成り得ると同時に、大学には様々なサポート体制が整っているわけですから、それを利用しない手はないでしょう。僕は卒業直前になって、SFCに学生起業支援窓口があることを知りました。このように、大学には私達が知らないだけで、数々のサポートが存在します。それらを最大限に活用できなかったのは卒業を前に悔やまれますね。音響スタジオなどは最大限に活用しましたが。

 


サークル活動

僕のKOE生活を語る上で欠かせないのが、サークルでしょう。ぶっちゃけサークルに関する思い出はこちらのページに書かせていただいているので、こちらをお読みいただければと思います。

まず一つ謝らなければならないことがあります。先ほどのページにおいて、「辛いことがあった時の対処法」というページの部分に、辛かった事は覚えてないと書かれていますが、嘘でした。正確には、「対処法なんてない」と記述したほうが正しかったように思います。

自分のせいでもあるのですが、バンド数がバカみたいに多かったのもあり、体力的にも精神的にもきつかった時がありました。春休みには朝の9時から夜の10時まで文化センターで練習なんて日が何日もありました。ぶっちゃけ、歌うのが楽しいから練習に向かうのではなく、自分が引き受けてしまったことだから、自分がどうにかせねばならない、という一心だけで練習に向かっていた時期もあります。でも、練習って楽しいことばかりじゃないのは当たり前ですよね。そして練習を乗り越えた先の本番ですごく楽しい思いが出来るわけです。そして、僕はバンド数が多い分、より多くの幸せを得ているわけです。ならば対価として他の人よりも体力的に無理をしなくてはならないのは至極当たり前のことだろう、と思っています。等価交換の法則です笑

あ、こんなことを書いていると辛かったことしかないように見えますが、そんなことないですからね!あくまでもそういう時もある、という話で。むしろ楽しい思い出でいっぱいです。KOEに入ったことで、ステージ、渉外をはじめとした様々な場で歌う機会を得られたこともそうですが、同期や先輩後輩という垣根を越えて、一緒にハーモニーを紡ぎだすという経験を出来たことは、大学最大の財産なのではないかなと思います。なにより、社会人になっても付き合っていきたいと思える仲間がたくさん出来たことがとても嬉しいです。

…KOEの思い出は尽きないので、別の機会にお話することにして、とりあえずこのへんでやめておきますね笑


 

変わらないもの

高校時代、合唱祭のオープニングムービーの編集が終わらず、実家で作業するために学校を抜け出す所を、生活指導の先生に見つかり、怒鳴られた事がありました。

そして、大学では、アカペラサークルにのめり込み過ぎた結果、常に留年の危機に瀕していました。

高校時代から学校に対する態度が全く変わっていない自分に苦笑をすると共に、根幹の部分で自分の行動原理がはっきりしていることにある種の喜びを覚えます。

大学4年間の総括の記事にするつもりが結局雑感を述べるのみの文章となってしまいました。では、最後に一言。

長いようでものすごく短かった4年間ですが、反省こそあれ、後悔は全くしていません

学生としては終始決して出来の良い生徒ではありませんでしたが、このような大学の過ごし方もありなのではないかな、と自己正当化して(←)、この記事の締めとさせていただきます。

10年後の自分がこの記事を見たらどう思うのか、楽しみです。

4年間で出会い、お世話になったすべての人に、ありがとうございました。

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