「申請者は別人です」
最近マネーの虎シリーズで何本か記事を投稿しています。
そのひとつに、自分の開発した商品を売り出したいという女性が現れました。
途中まで商談はいい雰囲気だったのですが、その空気が変わったのは女性が
特許申請の申請者は私ではない
と言ってから。
その女性は発案者は自分で申請していると主張していますが、結局マネーは不成立となってしまいました。
発明者と申請者の関係
では、発案者と申請者の違いは何でしょうか。
それは、販売権の所属先です。
実は、販売権を持つのは申請者なのです。
なので、↑の例では、この女性は発案者ではあるものの、申請者ではないので売り買いする権利を有していないのです。
だから、社長達は出資に至らなかったわけですね。
申請者と発案者、通常であれば同一人物だと考えてしまいますよね。
制度の落とし穴にハマらぬ様、皆様もお気をつけください...。