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歌う意味

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今回考えたいのは、タイトルのことについてである。
なぜだか知らないが、サークル員がツイッターで盛り上がっていた本議論。きっと新歓コンサートが終わったからかな?

正直に出てきた感想としては、みんな凄いなってこと。ここで言う凄いな、というのはそのような根源的な問いかけを自分自身に対してしたことがなかったからだ。
ツイッターに書くのは恥ずかしいし、新入生に新歓コンサートをしている時期にこんな悩みを持っていると思われるのもおかしい話(だって歌ってる意味がわからないのに新入生に向かって"歌の力!"とか言ってるってことでしょ?)なので、こちらにひっそりと書いておこう。

自分がなんのために歌っているのか。それは、そもそも僕の性格について知って貰う必要があるように感じる。
僕は不器用だ。自分の想いを言葉にすることが出来ない。初対面の人とうまく話せない。言葉の力がものを言うこの社会において、僕は自分自身の想いというものをうまく伝えることが出来ない。言語化出来ないのだ。

しかし、音楽は言語化する必要がない。自分が思ったこと、自分が考えたこと。それらがすべて演奏に直結する。僕の想いを相手に伝えるのに、"言語化"というステップを踏まずにすむのだ。

つまり、僕は、お客さんに対して自己紹介をしているのだと思っている。自分はこういう人間で、こういうことを表現したいのです。聞いてくれているお客さんに「曲」という名刺を渡しているのだ。

だから、今まで歌う意味など考えてこなかったのかもしれない。音楽は僕にとっての言語ツールなのだ。何故言葉を喋るのか、と言われても「自分が思っていることを伝えたいから」としか答えようがないではないか。

ごちゃごちゃと述べてきたが、結局のところ、僕にとって歌う"意味"などないのだ。僕はただ、自分の表現の拠り所が音楽にしかないから、歌っているのだ。ただの社会不適合者である。ただ一つ言えることは、僕の想いを受け入れ、共感し、感動してくれる人が一人でもいる限り、歌うこと、ひいては音楽をやめる日がくることはない。

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