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ヨシモト∞ホールでお笑いを観てきた

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旅行の話はもうちょっと待って笑

先日、ヨシモト∞ホールでお笑いを観てきました。渋谷にあるやつです。
値段は1000円(当日券だったから実際は1300円)。ルミネtheよしもととかは4000円のところが多いので若手の集まりなのかな?なんて思いながら観に行ってきました。

総勢12組程度の芸人が芸を披露してくれていました。全員名前を知りませんでした。ごめんなさい

純粋に面白いな、と思ったのは2組くらいしかいなかったなー、という印象。
ぼく個人として面白いなと思ったのは、御茶ノ水男子と…名前が出てこない。コンビニ店員のところ(伝わらない)。あとガソリンスタンドのネタをしていた人たち。ヨシモト∞ホールのホームページを見ても名前が載っていなかった。誰だったのだろう。

みんな同じメソッドに則ってお笑いを作っているはずなのに、生まれてしまう面白い面白くないの基準。これはどこから生まれてしまうのだろう、とずっと考えていた。その結果、3つほど思い至ったので書いておこうと思う。

※努力を認めていないとかそういう話ではなく、あくまでも一個人が観客として観た感想です。

1.世の中と自分の感性を一致させること

一つは、やはり自分自身のアンテナを世の中にマッチさせなければならない。
例えばホモネタ。オカマ芸人が世に出てきて、ジェンダー差というものは昔ほどなくなってきている。そのような中で「実はホモ」という事をネタとしてやってしまうのは、昔ほどの落差がないし、どこから反感を買ってしまうかわからない。リスクとの配分を考えた際に、そのリスクに見合うリターンが帰ってくるとは思えない。

2.ネタを繰り出す際のテンポ

次にネタのテンポ。小笑いが多かった芸人さんたちの多くがテンポが悪い。テンポが悪いというのはつまり、間の使い方が上手く行っていない。畳み掛けるように芸を披露したいのか、わざと間をとってそこに笑いを持たせたいのか。明確な意思の介在が見られなかった。僕自身がトークするときも、後で録音を聞き返すと、自分の間があまりにも少ないことに驚かされる。そういった間の使い方、テンポ感というのは実に主観的なものなので、特に自分の録画等を見返さなくてはならない問題なのだろう。殊、ピン芸人においてはテンポは非常に致命的な問題になりえる。

3.リスクマネジメント

最後に、リスクマネジメント。
ここで言うリスクマネジメントとは、同じ系統のネタを繰り返す際のリスクマネジメントである。例えば、「紹介してもらう彼女が全て元カノ」というネタがあったが、その際のツッコミが全て元カノであることに関するツッコミに終始してしまっているのが非常に勿体ないな、と感じた。元カノかよ!というツッコミは2回目以降、観客側の選択肢として生まれてしまっているので、「元カノ+α」のなにかが欲しいところだ。例えば元カノの名前をあやとさやにして、その名前が似ているところからボケを発展させていくとか。「元カノ」の他に共通項が見つかったことにするとか。なんだろう。1回しかデートしたこと無いってことにしてあれ元カノっていうの?とか。多分プロなので、そこら辺まで考えた上での今回のネタであったのだろうが、お笑いの多重構造とでも言うべきものがもっと欲しかったな、と感じた。

ここまで偉そうにとうとうと述べてきたが、僕はお笑いに関して下手くそも下手くそだ。僕自身が気の利いたことを言えないのがコンプレックスなこともあり、こういうプロのお笑いライブに行くと、ついつい観察対象として眺めてしまう。吸収できるところは吸収し、自分の糧にしていきたいと思う。

さいごに、ふと1ステージの公演のギャラが気になったので勝手に計算してみた。
チケットが1000円で、観客数は(僕が目測で数えた限り)50人ちょい。そして出演した芸人さんたちは12組ほど。
一組=2人と仮定すると、単純計算で一人あたま
1000 * 50 / 12 / 2 ≒ 2083 円。
ここから更にヨシモト側の会場運営費が引かれると考えると…

芸事の世界の厳しさを実感させられる。

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