記事一覧 随筆

アカペラバンド運営から見る"思いやり"

投稿日:


mokabuu氏のバンド運営術

先日アカペラ基礎知識の講演をしてきたなんていうエントリーを投稿させていただきました。その中でmokabuu.comの管理人も出席していた旨を書きましたが、先日彼のブログに当日彼が喋ってくれたことの一部を記事にしてくれていたのでご紹介させていただきます。

【アカペラ】バンドのスケジューリングの裏技! | mokabuu.com

具体的なスケジューリング方針とその理由については彼のエントリをお読みください。

彼のスタンスとして印象的なのがバンドメンバーひとりひとりの個性を把握した上でスケジューリングを行っている点でしょう。メンバーの性格、趣味、バイトなどの様々な要素を知り、メンバー全員が幸福値が最大となるよう練習日程を組むべきだ、と言っています。

少々いきすぎているように感じるかもしれませんが、「相手を思いやる」という態度はスケジューリングに限らず、様々な場面で必要不可欠であるように思えます。


相手を思いやる心

例えば、バンドのために編曲を行う場合であれば、バンドメンバーの得意な声域、音取りの得意不得意を勘案した上で編曲を行うべきです。例えば、高音が綺麗に伸びるメンバーがいれば、そのメンバーが目立つポイントを編曲に取り入れてみます。また、音感が強いメンバーには、和音の中で最も難しい音を割り振ってみます。「適材適所」という言葉がありますが、メンバーの得手不得手は一人ひとり違います。それぞれの長所が最大限生かせる編曲を行うことこそが編曲者の使命であり、バンド内に編曲者が存在する意義です。

また、私は今ビジネスマナーの雑誌を読んでいるのですが、そこでも「相手を思いやる心」が最も大事であると説かれています。ビジネスマナーというと細かなルールがあって覚えるのが大変、別に覚える必要なんかないじゃないか、と思われがちですが、ビジネスマナーの本質は「ルールを覚えること」にはない、と本誌では説いています。

本来にマナーにマニュアルなどなくていいんだ。気遣いができればどんな方法だっていい。しかし、最初は何もわからないからその基礎としてマニュアルを覚えるのだ

(PRESIDENT NEXT 53巻17号より 太線部筆者注)

つまり、社会礼儀を身につけるためにルールを覚えるのではなく、相手を気遣うためにルールを学ぶのです。


一番最初に紹介させていただいたブログ記事はマニュアル、というわけではありませんが相手・バンドメンバーを思いやるがための方法であることは間違いありません。彼は講演の中で「アカペラは団体競技だ」という言葉を用いていましたが、まさにそのとおりです。

相手のことを考え、行動する。彼の講演からアカペラにおけるバンド運営、ひいてはグループで行動する意義そのものについて感じることが出来たように思います。


 

「面白いじゃん」と思ったらぜひシェアをお願いします!

-記事一覧, 随筆
-, , ,

Copyright© ちゃいら随筆 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.