速読って憧れるよね
みなさんは速読に憧れたことはないですか?
本をなんとなくパラパラパラ〜っとめくって、もう読み終わっている。
「速読ができたら、世界史の教科書なんかあっという間に読み終わるじゃん!!」
なんて言って、高校時代に必死になって速読トレーニングの本を読み漁ったのはいい思い出です。
果たして、読む速度は早くなったのかって?
私は意識して早く読もうとすると、2500〜3000字 / 分 くらいの速度では読めるようになりました。
しかし、これでも速読界ではまだまだ遅い方のようです。
だがしかし、私はある一定の条件が揃えば、速読をすることが可能です。
今日も本屋さんに40分ほど滞在をしていましたが、その間に4冊の本を読破しました。
1冊あたり10分ですね。
ではどのようにしてこの速度で本を読むことができているのか、私なりの方法をまとめておこうと思います!
なぜ速読をしたいの?
「速読をしたい!」「読むスピードが早くなりたい!」と思う前に、
「なぜ速読をしたいのか?」という目的を明確にするべきです。
「なんかかっこいいから」という理由の方がいらっしゃったら、今回の方法論はあまり役に立ちません。
今回対象にしたいのは「情報を素早く入手したい」と考えている人です。
手に入れたい情報がある。情報を手に入れる手段として、本から入手したい。
では、それをいかに素早く入手すればよいのか。
ここまできて、初めて「じゃあ速読をしよう!」となるわけなのです。
さて、次からこの目的を考えた時に、どのようなことが実践可能なのかを考えていきましょう。
速読の心得 - マインドセット編 -
今回お伝えしたいのはズバリ、心構えです。
ここでお伝えしたいことは一つ。
本の全ての情報をインプットしない
これだけです。
本を読む時、ついつい最初からじっくり読もうとしてはいませんか?
例えば、あなたはシュークリームの作り方を知りたいと思っています。
そこで、『シュークリームの作り方』という本を購入して、作り方を学ぼうと思いました。
張り切って本の最初から読み始めたあなた。
本の第1章は「シュークリームの歴史」、第2章は「世界のシュークリーム紹介」、第3章は「有名シェフへのインタビュー」....
第4章でやっと「シュークリームの作り方」が出てきました。
...あなたの一番最初の目的は「シュークリームの作り方」でした。そう考えた時に、シュークリームの歴史は学んだ方がベターでしょうが、果たしてあなたが本当に得たかった情報なのでしょうか?
この例であれば納得する方もいらっしゃるかと思いますが、このような非効率な情報収集をされている方が非常に多い。何を隠そう、私もそうでした。
あなたが知りたいと思った情報を得るために、本の全てを理解する必要はないのです。つまり、どこを重点的に読むか、自分の中で情報の重要性を重み付け(ランクづけ)することが速読への第一歩なのです!
では、実際にどんなジャンルの本が速読に向いているのか、どんな技術を使っているのかはまた別の記事で解説していきましょう!